重複レポート 結果の見方
重複レポートの結果の見方がわかりづらいとご指摘があったのでここでご説明します。翻訳が中途半端で確かにそのとおりだと思います。
①「検証されたコンポーネントの数」
対象フォルダ内の総パーツ数です。
②「重複候補が見つかりました」
①内のパーツから条件にヒットした重複候補となるパーツの数です。
③「在庫コンポーネントの総数」
重複レポートは通常サンプル調査で、ある母集団の特徴をもった小さなサンプルで実行します。そしてここの欄には母集団の実際のパーツ数を入力します。この例は「調査したサンプル数は125 だったが、実際のパーツ総数は1250である」ということです。
④「Duplicate candidates~」
③に入力した数と①の比率を②に記載されている数にかけた値が計算されます。つまりレポートの結果から実際の重複候補数を計算します。
例)
(③1250/①125)*②50=500
⑤「総在庫の実際の重複」
ここには割合、パーセンテージ(%)を入力します。④の重複候補数のうち実際本当の重複パーツどのくらいの割合か?の推定値を入力します。
デフォルト値「20」は「20%」という意味です。端的に言うとこのレポートの結果をどの程度信用するかということです。
上記例は「10」、つまり④のうち、実際の重複パーツは10%だろう、という設計です。
⑥「Actual~」
④*⑤です。
例)
④500*⑤10%(0.1)=51(50のはずですがなぜか51になってしまいます)
⑦「パーツ当たりのコスト(年間)」
1パーツあたりの年間コストを入力します。ここは各企業で異なるはずです。
⑧「Total saving~」
⑥に⑦をかけた値です。重複が発生したことによるコストが計算されます。
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