重複分析で材料違いを「重複」として含めないでレポートを生成するには?

PARTsolutions「重複分析」レポート、あるフォルダ内に格納されている3Dデータを総当たりで形状検索し、類似部品グループに分けてレポートしてくれる機能です。

部品管理で「重複分析」を利用する場合、材料などの配慮が重要になります。 通常は形状(とサイズ)のみを基準とするので、例えば同一形状の材料違いの部品の場合、形状自体はほぼ同一ですので「重複」と分類されてしまいます。しかし、材料違いは別部品であるので「重複」には含めたくない、逆に形状が類似し、かつ、材料が一致する部品だけを「重複」としてレポートしてほしい、こんな要求を実現する方法です。

 

1.特定のカタログ、またはサブフォルダで「重複解析を生成」を選択します。

ここで選択されたフォルダ内にある部品が重複分析の対象となります。例えばフォルダ内に1000部品あるとしたら、その1000部品総当たりで形状検索を行いというイメージです。

 

2.「変数フィルター」で、材料の属性を指定します。この環境では「MAT_NAME」という属性に材料を指定しているので、「MAT_NAME」を選択します。

このフィルターなしで実行した場合、以下のように材料違いは「重複」とされてしまいます。

このフィルターを設定することで、形状が類似しかつ材料が一致する部品のみを「重複」として分類します。

具体的には次のような挙動です。

例1:

Part1.Material = Steel
Part2.Material = Steel

→Part1とPart2は「重複」と分類されます。

例2:

Part1.Material = Steel
Part2.Material = Wood

→この場合、Part1とPart2の類似度が100%近くても「重複」とはなりません。

 

※本機能を使用するには、オプションライセンスが必要です。

 


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