形状検索かテキスト検索か?

テキスト検索と形状検索、どちらが優れているという話ではなく、それぞれ利点があります。

例えば「アジャストボルト」で検索してみます。

しかし、同じように使用できる部品であっても、そのすべてが同じ名称・用語が使用されているとは限りません。「アジャストボルト」でテキスト検索すると、「アジャスタボルト」「アジャスタ」「高さ調整ボルト」などは除外されます。

テキスト検索では、サイズを追加で指定すると利便性が高まることがあります。ここではトポロジ検索を利用すると良いでしょう。サイズパラメータを設定します(可能ならば許容範囲を追加したほうがよいです)。

使用した検索用語「アジャストボルト」は検索結果内でハイライトされます。

しかし、適切な用語にもかかわらず、意図する形状や機能とは全く異なる部品があるかもしれません。

違う名称・用語が使われている部品を探すには「3D形状検索」が便利です。このときサイズまで直接指定するならば形状検索のオプションで「サイズ依存」にチェックがついているか確認してください。

テキスト検索では見逃した結果が表示されるようになりました。

しかし形状検索では、(最小類似度が拡張されない限り)検索に使用した部品の形状から、ある程度異なる形状の部品を見つけることができません。これも問題です。例えば以下のように、同じ機能の部品にもかかわらず形状が異なる場合見つけることは難しいといえます。

上記のような部品を見つけるには、スケッチ検索(これは3Dデータを使った形状検索より「曖昧」になりますが、これは欠点ではありません)とトポロジ検索の組み合わせが有効です。

※この「曖昧」が欠点ではないということは現実にもあります。例えば似顔絵捜査では容疑者の似顔絵をわざと少しあいまいに書きます。これはあまりに個人を特定できるほどリアルに描いてしまうと、その絵から少しでも違う人の情報が集まらないためです。似顔絵は目撃者の話から作成されますが、もしかしたら実際は記憶とは少し異なる顔かもしれません。

 


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