3Dモデルの詳細レベルを設定できるカタログがあるがどのように使うのか?

すべてのカタログというわけではありませんが、一部のカタログは3Dモデルの詳細レベルを設定できる製品データを含んでいます。その場合、パーツビューのテーブルに「LODDEST」カラムと「LODLEVEL」カラムが表示されています。

 

LODDEST

「LODDEST」の値候補は、「Mechanical」または「Architecture」の2択です。これは次の「LODLEVEL」カラムで指定する詳細レベルの指定方法の選択です。「Mechanical」はメカニカルCAD用、「Architecture」の場合、Autodesk Revit等建築用のBIMモデルとしてCADデータを取り出す場合です。

 

LODLEVEL

「LODLEVEL」は、前のカラム「LODDEST」の選択により値候補が変化します。「LODDEST= Mechanical」の場合(画像右側)は、High(高)、Low(低)などです。「 LODDEST= Architecture 」の場合(画像左側)は、300、400等で、これはBIMフォーラムの「 LOD 仕様書 」に沿った形の標準的な詳細レベルです。上記画像は選択肢が「300/400」または「High/Low」のみですが、これは製品により異なります。

対応は概ね以下の表になります。

 

NOTE:

PARTsolutionsには以前からツールバー内に「LOD」ボタンがありますが、これはDI/JIS/ISO等標準規格カタログ(「- Industry Standards -」以下のカタログ)以外では使用できません。部品サプライヤカタログ用のLOD(詳細レベル)は、「LODDEST」カラム、「LODLEVEL」カラムで行います。

 


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