複雑な構成の部品を再度選択するための簡単な方法

例えばSMC社の「CQ2」シリンダは、実際のカタログと同じオプションが3Dでも選択可能で、実質無限の型番を生成できます。これはCADENASの強みでもありますが、同じ型番を再度選択することが少々面倒という欠点もあります。

まず以下の図はオプションがシンプルなデフォルト状態です。型番は「CQ2D32-5DZ」というシンプルな型番です。

そして、オプションをつけると以下のようになります。このとき型番もオプションに合わせて変わります。このとき「CDQ2D32-15DMZ-V-M9NW」という複雑な型番となります。

このとき、別の日などに「 CDQ2D32-15DMZ-V-M9NW 」を再度選択したい場合どうすればよいでしょうか? テキスト検索ではこのような動的に生成される型番を検索することができませんので、そうなると、上記の選択を覚えておくしかないのでしょうか? LinkDBソリューションを利用すればこの動的に生成された型番を保存して検索することが可能ですが、そうでない場合でも比較的楽に再選択を行うことができます。

 

1.オプションを選択します。

 

2.メニューの「拡張」>「MIDENTによりパーツを開く」をクリックします。

このとき同名のダイアログが開くので、中の記述をCtrl+Aですべて選択して、テキスト等に保存しておきます。

 

3.一度閉じて再度PARTsolutionsを起動します。

このとき、再度ツリーを展開して、または、テキスト検索でプロジェクト見つけて、パーツビューへロードしてまた同じように選択することなく、操作2でテキストに保存した記述を使うことですぐに開くことができます。

 

4. メニューの「拡張」>「MIDENTによりパーツを開く」をクリックします。

このとき同名のダイアログが開くきますが、中は空です。

 

5.操作2で保存した記述をダイアログにコピーして「OK」をクリックします。

オプションが選択された状態で、同じ型番がロードされます。

 


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