頭にぼんやり浮かんだイメージから検索してみよう

「この部分につく、こんなサイズの、こんな形の部品」、今可能な表現はこれだけです。型式も具体的形状もわからない……探したいものがあるのに、それを具体的に表現することができない、あいまいにしか表現できないという状況は日常でもみられる状況かと思います。PARTsolutionsならばあいまいな表現も入力可能で検索できます。今回はそんな一例です。サンプルは、以下のシチュエーションです。

まず、どの部分につけるかは決まっているので、大よそのサイズはわかっていますし、形状もなんとなくイメージできます。つまりこんな感じです。

具体的に言葉で言い表すと、「L字型の板物で、板厚が3~5mmくらい、短手寸法が50~60mmくらい」となります。PARTsolutionsでは2Dスケッチ検索トポロジ検索を組み合わせて実現できます。

「L字型」は2Dスケッチ検索、「 板厚が3~5mm、短手寸法が50~60mm」はトポロジ検索を使って、それぞれ表現できます。

検索を実行すると、以下のように条件に該当する部品が検出されます。

3D CADシステムが使えれば、モデルを描いたほうが早いかもしれませんが、CADシステムがなくても、このように検索を組み合わせれば十分検索可能です。CADシステムがあっても状況によってはCADを起動するよりも素早く手軽に検索することができます。

既存の部品管理ソリューションの検索には、このようなあいまいな表現の入力を許容するインターフェースが存在しなかった思います。したがって、確かに慣れは必要です。しかし、ひとたび道具として使いこなせれば「3D形状検索」「2Dスケッチ検索」「トポロジ検索」など、PARTsolutionsが持つ様々な検索技術を組み合わせることで、極論いえば要求に対してどんな表現からでも検索できます。

既存の検索とPARTsolutionsの検索の違いを図にすると以下のイメージです。

ボルトの画像の大きさであいまいの度合いを表しています。既存の検索の場合、例えば型番の頭3文字、製作者、製作日、分類などある程度具体的な表現であったり、その検索システムへの習熟(どこのフィールドがどの情報、など)も求められます。ではシステムが許容する具体性以下の表現しかできない場合どうなるでしょうか?上記図の「このくらいしか表現できない……」といっている人のような場合です。人に聞くか検索せずに新たに作成してしまうなどでしょうか。では誰も知っている人がいなかったら? 知っている人がたまたま留守だったら? もしデータベース内に要求する部品が存在していた場合、機会損失になります。しかしPARTsolutionsなら、これまで触れたようによりあいまいな表現も許容するインターフェースを備えているため、部品を見つけることができる確率は高くなります。

 


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