カタログツリー内にRoHS対応品、標準規格品をマークするには?
PARTsolutionsのサプライヤカタログデータには、RoHS対応や標準規格が予め分類されている製品があります。それを識別する方法があります。
1.PARTadminを起動し、ロールの設定で使用するロールの設定(ここでは「CNS」ロール)を変更します。「表示」タブを選択して、画面下部の「カタログインデックスのステータス色」で以下の設定を入力します。
2.設定内容です。以下の通り設定します。
条件の設定内容です。色と記は適宜入力してください。
- IsClassified(’RoHS’):RoHS対応品
- IsStandardPart():DIN、JIS等国際標準規格対応
画像の一番上「(IsClassified(’RoHS’)) AND (IsStandardPart())」はこの2つの条件を組み合わせています。つまり「RoHS対応品であり、かつ、標準規格でもある」という意味です。そして記述順序も関係して、上から優先されます。
3.保存してPARTadminを終了します。
4.PARTdataManagerを起動して、カタログツリーを確認します。
設定どおり、カタログツリー内で標準規格に分類されている製品を含むカタログは「青」、RoHS対応製品を含むカタログは「黄色」、その両方該当する場合は「ピンク」で表示されます。
製品までみてみます。ここでは「NBK(鍋屋バイテック会社)」様の製品を例にします。「機械要素部品」>「レバー」>「LDMS-LA」>「LDMS-LA - クランプレバー」と黄色でマークされているフォルダを順次展開して、最後プロジェクトまで選択します。このとき製品の「詳細」に「RoHS」というアイコンが表示されます。この製品がRoHS対応として分類されていることを意味します。
今度は標準規格(青)に割当てられている製品を見てみます。「Festo」社の空気圧シリンダをみてみます。同じく製品の「詳細」に「S」マークが表示されます。標準規格に分類されていることを意味します。ではどんな標準規格であるかは、クラシフィケーションのリストから「Standard」を選択するとその下に表示されます。この製品の場合「ISO 6432」であることがわかります。
「クラシフィケーション」ツリーでも確認してみます。「パーツ選択」タブで、これまでのカタログではなく「クラシフィケーション」(@マーク)を選択して、その中で「Standard」>「ISO」>「6x」>「64x」>「ISO 6432」と展開します。確かに「ISO 6432」に上記のシリンダが分類されていることがわかります。
※注:
- この操作は、PARTsolutions ERPインテグレーション有効時のみ可能です。
- また、RoHS対応情報、標準規格情報は、製品データ製作時に割当てますので、諸事情によりサプライヤの製品カタログとは完全には一致しないことがあります。
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