より適切な標準規格部品の見つけ方
ここではJIS部品を例に取り、PARTsolutionsを使った標準規格部品の探し方をご紹介したいと思います。
今回は初回ということで少しおさらいします。
PARTsolutionsは予め、契約サプライヤ様の膨大な製品データを備えています。これらのデータはCADENAS独自のフォーマットで製作されており、CADインターフェースを介することで、そのCADのネイティブデータとしてすぐに使用することができます。つまりマルチCAD環境であったり、または、CADが変更されたとしてもCADインターフェースが対応している限り、このデータを使い続けることができるのです。
※対応CADインターフェース(2021年11月現在、最新の対応状況については弊社までお問い合わせください)
- AutoCAD 2014 - 2021
- Creo Direct Modelling 18-20
- Creo Parametric 1-7, ElementsPro 5.0
- Inventor 2014-2021
- NX 8 - 12, 1847, 1872シリーズ, 1926シリーズ
- Solid Edge ST6-ST12, 2019, 2020, 2021
- SolidWorks 2014-2021
標準規格部品
PARTsolutionsはサプライヤ部品だけではなく各国標準規格部品のデータも持っています。今回のTipではJISのナットを検索してみます。
どのように検索したらよいか?
1.「ストラクチャ」エリアから「クラシフィケーション」し、さらに「Standards」を選択します。
2.「検索範囲」でリストフィールドを開き「カレントフォルダ(Standards)」を選択します。
⇒この操作により、検索範囲が今選択している「Standards」フォルダ内に限定されます。
3.全文検索に、例えば”六角ナット”と入力します。
4.「検索開始」をクリックします。
検索結果のリストは、Standards以下の六角ナットが表示されます。Standards(標準規格)には「S」アイコンがついており、確認できます。
5.あるナットに関連して、そのナットと同じ分類に属する他のボルトも参照したいときがあるかと思います。このとき、検索リスト内のナットを選択した状態で、コンテキストメニューを開き、「クラスへ移動」>「Standards」をクリックします。
⇒このとき画面が遷移して、 操作1で使用した「ストラクチャ」エリアの「クラシフィケーション」が選択された状態になります。
前の操作で選択したナットと同じ分類に属する(この場合、JIS B 1199)他のナットが表示されます。
画面左の「詳細」では、選択している部品が複数の規格に属している場合(例:JISでもありISOでもある、など)クラシフィケーションリストフィールドを開くと属する規格が表示され、選択するとその分類における規格番号が表示されます。
この部品は「Standards」クラス、「eClass 5.1」クラスに属します(Pconはアプリケーションが使う特殊なクラスで規格ではありません)。
「eClass 5.1」クラスでは「Hex-nut」規格に属します。
※eClassは欧州で使用されている購買辞書です
「Standards」クラスでは「JIS B 1199」規格に属します。
一画面で、「選択している部品の規格番号」「選択部品と同じ分類先の部品」「選択部品が別の分類先にも属しているか」「その別の分類先ではどんな規格番号か」これだけの情報を得ることができます。さらに他の部品情報へもアイコンをクリックするだけと直感的な操作で移動できます。
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