FLMライセンスの利用状況を知りたい

フローティングまたはNamedライセンス利用時、誰がどのくらいPARTsolutionsを利用したかの統計と現在使用中のクライアントを知ることができます。

1.PARTadminを起動します。

2.「カテゴリ:」>「PARTsolutions」>「ライセンス管理」>「FLMサーバ」を選択し、「接続…」ボタンをクリックします。

⇒このとき「FLMサーバに接続」ダイアログが表示されるので、「既存のライセンスサーバの設定」を選択すると「サーバを選択」リストに現在利用中のライセンスサーバが表示されるのでそれを選択して「OK」をクリックします。

3.「統計」タブを選択し、画面左下の「更新」ボタンをクリックします。

⇒このとき「制限:」内の開始日等が表示されます。

4.以下各統計の見方です。よく利用される項目を紹介します。

製品別稼動:各製品の利用可能な最大ライセンス数(つまりご購入いただいた数)に対して、実際に利用されたライセンス数に関する統計です。

  • 利用:利用可能なライセンス数です。ご購入いただいた数に相当します。
  • 使用中(フローティング):「利用」のうち何ライセンス利用実績があるかです。例えば「LIC_CADENAS_ALL-SW-WI-1D」(Namedライセンス)の場合、「12」ライセンス購入のうち「5」ライセンス使用された実績があります
  • 使用済み(合計):「使用中(フローティング)」と同じです。

プロダクトごとのアクティビティ:各製品の利用状況です。

  • ライセンス取得:その製品が何回つかまれたかを示します。 例えば「LIC_CADENAS_ALL-SW-WI-1D」(Namedライセンス)の場合、1057回取得されたことを示します。
  • 開放:取得と逆で何回開放されたかを示します。
  • 拒絶:その製品を使用しようとしたとき、既に利用上限に達しておりつかめなかった回数です。ここが多い場合、需要に対してライセンス数が足りないということです。

アクティブなユーザ:これまで利用したことがあるユーザーごとの統計です。

  • ライセンス取得:そのユーザーが何回ライセンスを掴んだかを示します。 例えば「web2cad」ユーザは「10500」回使用したことを示します。
  • 開放:取得と逆で何回開放したかを示します。
  • 拒絶:そのユーザーがPARTsolutions製品を使用しようとしたとき、既に利用上限に達しておりつかめなかった回数です。ここが多い場合、需要に対してライセンス数が足りないということです。

コンピュータごとの動作:コンピュータごとの利用実績です。

  • ライセンス取得:そのコンピュータが何回ライセンスを掴んだかを示します。 例えば、ホスト名「deeplink」から「6」回使用されたことを示します。
  • 開放:取得と逆で何回開放したかを示します。
  • 拒絶:そのコンピュータがPARTsolutions製品を使用しようとしたとき、既に利用上限に達しておりつかめなかった回数です。ここが多い場合、需要に対してライセンス数が足りないということです。

プロダクトごとに使用:ご購入いただいた製品が、どのくらいのユーザー数に使用された実績があるか、どのくらいのコンピューターから使用された実績があるかです。

  • コンピュータの数:その製品がどのくらいのコンピューターからアクセスがあったかを示します。 例えば「LIC_CADENAS_ALL-SW-WI-1D」(Namedライセンス)の場合、「10」のコンピュータからアクセスがあったことを示します。
  • ユーザー数: その製品がどのくらいのユーザーからアクセスがあったかを示します。 例えば「LIC_CADENAS_ALL-SW-WI-1D」(Namedライセンス)の場合、「3」ユーザーからアクセスがあったことを示します。

統計を取る期間のデフォルト設定は「365日」ですが、変更できます。

⇒「イベント」タブを選択して、画面下部の「保持される日数」で設定します。

5.選択された統計を出力したい場合は画面下部の「印刷」ボタン、「データのエクスポート」ボタンをクリックします。「印刷」はグラフ部分の印刷です。「データのエクスポート」はCSVファイルとして出力できます。

※現在使用中のライセンスを確認

現在使用中のライセンスを確認するには「ステータス」タブを選択します。このとき、画面下部の「現在接続されているクライアント」エリアに、現在接続中のクライアントがリストされます。

クライアントを選択すると右側にそのクライアントが使用している製品が表示されます。