3Dパーツカタログによるデジタルカスタマーエクスペリエンス(DCX)の5つのポイント

顧客に最高のデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供する

3Dパーツカタログを活用して使いやすいデジタルインターフェイスを顧客に提供し、売上を伸ばしましょう。

オンライン市場の革命により、今日のビジネスではデジタルカスタマーエクスペリエンスが重要となっています。

顧客を満足させ、顧客の仕事をより簡単にし、顧客に必要な製品を正しく提供する。これが今日のビジネスで成功し将来の購買を勝ち取るレシピです。しかし、そのためには実際にどうすればいいのでしょうか?

部品メーカーが最高のデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供するには、オンラインカスタマーの役に立つオンラインツールが必要となります。そうしたユーザーエクスペリエンスに最適化されたツールが3Dパーツカタログです。

3Dパーツカタログを使って優れたデジタルカスタマーエクスペリエンスを構築するために部品メーカーが注意すべき5つの最重要ポイントを見ていきましょう。

1.エンジニアがメーカーに申請せずに3Dパーツをダウンロードできる

エンジニアはより多くの情報と購買力を求めるオンデマンドデジタルカスタマーです。IEEE GlobalSpecの調査によると、ほとんどのエンジニアはサプライヤーの営業担当者に連絡する前に購買過程の60%を済ませています。

3Dパーツカタログによって、顧客は希望するネイティブCADフォーマットでデジタルダウンロードを即座に行えます。顧客は識別番号を付け、無料見積りを受け取り、即座に設計に部品を組み込んでテストすることができます。費用はかかりません。

だからといって部品メーカーに何の益もないわけではありません。私たちのセールス&マーケティングリサーチによると、ダウンロードされた製品の約82%が実際の売上に繋がっているのです。

エンジニアが欲しいものを入手すれば、部品メーカーも同じく欲しいものを入手できるのです。

2.エンジニアが365日24時間いつでも購入する製品にアクセスできる

オンラインバイヤーは「気が短い」と言われることがあります。このことはオンラインのエンジニアにも当てはまります。ネイティブフォーマットのCADファイルを即座にダウンロードして設計上でダイレクトにテストできるなら、わざわざ物理的な製品サンプルが届くまで待とうとは思いません。

インタラクティブなコンフィグレーターとデジタルパーツカタログは、エンジニアの作業スケジュールに合わせつつもその設計プロセスをスピードアップさせます。オンラインカスタマーに必要なデータをその場で構成して即座にダウンロードでき、製品へのシームレスな道筋を作り上げます。

このツールは部品メーカーのWebサイトにあるため、顧客はインターネット環境さえあれば昼夜を問わず利用できます。更に、即座にダウンロードできるため、今まで顧客やメーカーの従業員がCADモデルの個別製作や製品サンプルの配送に費やしていた時間が不要となります。

365日24時間可能な製品へのアクセス

3.CADソフトを使えなくてもデジタルサンプルが必要な場合がある

設計チームだけが3D CADカタログを使えればいいというわけではありません。購買担当者やプロジェクト監督者も組立設計に使う各部品の製品情報を必要としています。多くの場合、彼らはCADソフトへのアクセスを持っていません。

しかし、そういった顧客に優れたデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供するために部品メーカーはソリューションを用意しなければならないのです。

ネイティブ形式のCADダウンロードに加えて、デジタルパーツカタログは3D PDFデータシートを提供します。これは製品の識別番号、使用、見積情報を含む無料の包括的なダウンロードファイルであり、ユーザーは顧客、協力者、購買部門にそのまま送ることができます。こうして関係者全員が同じ場所に立つことができるのです。

営業・マーケティングチームも同期可能です。3D CADカタログはマーケティングオートメーションやCRMシステムとも連携できるため、営業担当者やマーケティング担当者の業務もより簡単になります。

4.エンジニアは協業的で個別化されたエクスペリエンスを望む

オンラインカスタマーはそれぞれのニーズに合った製品を求めています。デジタルカタログによってエンジニアは製品を組み合わせて構成することができますが、一方でメーカーに更なるサポートを求めることもあります。

3Dパーツカタログは協業を実現し、より複雑な設計をリアルタイムに可能にします。部品メーカーのWebサイトやモバイルアプリを通じて、顧客は設計を進める中で部品メーカーのエキスパートと協業できます。こうして顧客は自分が価値のあるオプションを選んだと実感できます。

製品をモバイルCADアプリに載せることは部品メーカーに更なる優位性を与えます。カタログをモバイルアプリで公開することにより、顧客は3D CADモデルとPDFデータシートのどちらをダウンロードするか選択し、アプリから電子メールを送信して受け取ることができます。

顧客が協業エクスペリエンスに加わることで、よりよい製品を生み出すことができます。そしてカスタマーサービス全体からより大きな満足を得ることができます。

5.エンジニアは将来を見据える企業との協業を望む

ビジネスとテクノロジーは急速に変化しています。オンラインカスタマーはこうした変化を真っ先に試す人たちであり、その選択がデジタル技術の変化の方向性を決めます。

残念ながら、多くの部品メーカーはそこに追いつくのに苦労しています。

そこに重要な違いがあります。テクノロジーは指数関数的に変化し、組織は対数的に変化します。(テクノロジーを追いかけるのではなく)デジタル技術の変化に順応し、変化に合わせて動く道を見つける組織は顧客にとって魅力的です。

部品メーカーが3Dパーツカタログを使用することで、デジタル技術の変化に合わせて動き、かつ製造業に変化をもたらす存在となることができます。CADモデルをオンラインで顧客に提供するのが既に製造業界のスタンダードになっています。オンラインコンフィグレータ―はそこから更に1歩進んで、製品のアップデートを維持し、150を超えるCADフォーマットとバージョンで提供し、貴社の投資の将来性を担保します。

次世代のWebブラウザ、ソフトウェアエディション、デジタルデバイスがどのようなものでも、3Dパーツカタログは部品メーカーと顧客が品質を犠牲にすることなく製品と情報にアクセスできることを保証します。

まとめ

部品メーカーは優れたデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供することが重要だと理解しています。最先端のツールで顧客の注目を引くことで、顧客を驚かせ将来のビジネスを勝ち取ることができます。

顧客志向のアプローチでコンテンツを作成することにより顧客は最高のデジタルエクスペリエンスを得ることができ、将来の購買の際もそのベンダーに戻ってくることでしょう。


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